11月6日(水)
本日、午後に「みんなみ合唱祭」が行われました。学校長より担任だったときの学級通信に記した内容の紹介がありました。「簡単に手に入れたものは簡単に手放すと言われるが、みんなで話し合って決めた曲を、努力して創り上げた合唱は、たった5分の発表の中で観客が肌でそのことが感じるものである。本物とはそういうものであり、全員の声を響かせ聞く人の心にしみこむような合唱を目指してほしい。」旨の話をされました。1学年の学年合唱からスタートし各クラス合唱、2学年学年合唱・・・、3年各クラス合唱、3学年学年合唱、全校合唱という順で発表がありました。北新小学校の校長先生が合唱祭の講師として最後に講評をいただきました。
講評の概要は以下の通りです。
「昨年度も講師として合唱を聴かせてもらったが、2年生、3年生がどう成長したか、楽しみにしていたが実際聴いてみて思っていた以上で、感動の嵐だった。南中に以前勤務していたが、南中伝統の応援、合唱などが今日の表現力につながっていたと思う。全体としては3つのことを伝えたい。
一つ目は、各学年共に、よく練習していて、よく歌いこんでいる様子が伺えた。一人一人が気を配って完成させていた。指揮者も伴走者も合唱曲をよく理解していて、裏にある努力が感じられた。
二つ目は、表現しようとしている姿勢が素晴らしい。曲目も上級生になるにつれ、メッセージ性が強く感じられ、下級生の目標になっていた。
三つ目は、課題について、発声の仕方(低い声の出し方は、おしゃべりをしている状況の上の歯よりも上で歌っている感じを、高い声は、頬の筋肉を上げて頭の上から声を出すようなイメージ)を練習するとより良いと思う。」
この後、各合唱曲についてそれぞれコメントをいただき、最後に今年の1月に20歳を迎えた本校卒業生から、中学時代の合唱が懐かしいという話しを聞いたとき、合唱は時間芸術なので聴いている一瞬で消えてしまうけれど、心の中にはずっと残るものであると痛感したことから、みなさんもこの合唱の取組により、これからの学校生活も頑張っていってほしいという旨のメッセージをいただきました。