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みんなみ祭1日目文化部門

9月20日(金)

本日、無事1日目が終了しました。文化部門の講評を載せます。

「私は南中に赴任する前に2年間 小学校に勤務していたので、今日の学園祭を参観して、改めて中学校の学園祭は素晴らしいと思いました。特に、コロナ禍でできなかったことも復活して実施することができてとても良かったです。今回のみんなみ祭文化部門は、南中の文化の伝統をしっかり引き継いだ素晴らしいものでした。どの発表もよく準備をし、立派な文化部門になったと思います。南中の発表の特徴である、考えさせられる内容の劇、そして学年合唱、様々な発表、それらを見ていると、今年のみんなみ祭文化部門は、君たちの熱気やパワーが、伝わってきて、心にくるものがありました。

それでは、発表について一言ずつ感想を述べたいと思います。

まず中国の成都市研修発表です。やはり異文化に触れること、そして実際に異文化に触れた人の話を聞くことは意味があるなと思いました。南中からは、他校に比べて多い3名が訪中しました。この中国での研修成果をもとに、これからの南中と中国の友好関係がさらに強くなってほしいと思います。

続いて1年生の発表ですが、1年生らしい初々しさが演技や背景などにあふれていて、きっと小学校とは違う中学校の学園祭というものに、戸惑ったり熱中したりして、みんなで創り上げてきたんだなということが伝わってきました。元気な合唱あり、とても良かったです。そして、照明や背景画、大道具小道具などの担当者が一生懸命に活動した様子がしっかり伝わりました。

次に2年生の発表は、一度学園祭を経験して、その経験を生かして 素晴らしい作品を創り上げることができた2年生は、学年としての力があると感じました。自分らしく、よりよい人生を生きていこうという主題がしっかり伝わったと思います。2年生も、背景や小道具の担当生徒が細かなところまでこだわって劇づくりに取り組んだ様子が伝わりました。協力して活動できるできる2年生は立派です。そして、何より素晴らしいことは、全員で協力して合唱を創り上げたことです。この合唱は山梨県の2年生の中では、一番だと思います。更に、素晴らしいものを創り上げましょう。

次に、吹奏楽部の発表ですが、少人数だけどびっくりするほどのダイナミックな、そして繊細な演奏でした。チームワークの良さも感じました。コンクール曲も、打楽器を始めすべてのパートがハイレベルな演奏でした。3年生6人が引退しても、この演奏を受け継いで行ってほしいと思います。

最後に3年生の発表「あの日に見た青い空」についてです。学年主任の先生のこの取組に対する願いである、「頑張って楽しもう」「感謝の気持ちを持とう」「思い出をたくさんつくろう」「自分を信じて最高のパフォーマンスをしよう」というテーマをしっかりと達成した、最高学年らしい素晴らしい発表でした。また、全員で歌いきった合唱は、私が今までこの合唱曲を聞いた中で、一番力強く感じる合唱でした。全員でこの素晴らしい合唱を創り上げる「青の力」を実感しました。全員で素晴らしいものを創り上げる南中の文化の力を見ることができて幸せです。ありがとうございました。
平和の大切さを実感できる作品を、中学校最後の演劇では発表したことを、これからの人生で忘れないでほしいと思います。

それ以外にも、美術イラスト部、家庭科部、各学年の展示も、日々の活動の成果を感じられ、とても良かったです。

また、学級旗や体育館の装飾、校内掲示、ポスターやシンボルマークも、南中らしさが出ていて、心に残るものでした。

いよいよ、明日は体育部門です。
落雷や暑さ指数の関係で、途中で打ち切られる可能性もありますが、閉祭式で、自分は南中で生活して、南中で学園祭に取り組んで、とっても良かったと感じられるように、全力で頑張りましょう。
明日のさらなる活躍を期待します。」